
舘山寺温泉について
全国有数の塩分濃度を誇り、健康に良い効能があると言われる浜名湖かんざんじ温泉をご紹介します。
全国有数の塩分濃度を誇り、健康に良い効能があると言われる浜名湖かんざんじ温泉をご紹介します。
舘山寺は、平安時代(810年)に弘法大師が旅人の心を清めるために開創したと伝えられています。江戸時代には、浜松に縁の深い徳川家康から御朱印判物を賜り、東海地方の名刹(有名な寺院)として繁栄しました。また、浜名湖の美しい自然に恵まれた景勝地として、長く人々に愛されています。
1953年(昭和28年)には舘山寺観光協会が設立され、1958年(昭和33年)には温泉が開湯されました。その後、遊園地浜名湖パルパル、ロープウェイ、遊覧船など多くのレジャー施設が建設され、舘山寺温泉は浜松・浜名湖エリアを代表する観光地として発展しました。現在も静岡県内外から多くのお客様に訪れていただいています。
静岡県の西部、浜松市に位置する舘山寺温泉は、浜名湖に囲まれた自然豊かな場所にあります。 浜名湖は、海水と淡水が混じり合う汽水湖で、温暖な気候とミネラル豊富な水質に恵まれ、うなぎや牡蠣、海苔の養殖が盛んで、700種類以上の魚介類が生息していると言われています。
さらに、遠州灘天然とらふぐなど浜名湖から繋がる海の幸や、浜松の温暖な気候で育ったみかんや玉ねぎなどの農産物も高く評価されています。 舘山寺温泉の飲食店やホテルでは、これら浜松・浜名湖ならではの食材を使ったお料理をお楽しみいただけます。
舘山寺温泉の湯は、ナトリウム・カルシウム-塩化物強塩泉と呼ばれ、全国でも有数の高い塩分濃度を誇ります。 テレビでも塩分濃度が高い健康名湯として紹介されるなど、関節痛やリウマチ、神経痛に効果的だとされています。
また、塩化物強塩泉は温泉の中でも特に保温効果が高く、体を芯から温めてくれる温泉です。
舘山寺温泉に浸かり、浜名湖ならではの食や自然、アクティビティを楽しみながら健康を保持・増進させる「シン湯治」を体験してください。
温泉の起源
昭和33年の開湯
現温泉
平成19年湧出
効能
①療養泉の一般的適応症(浴用)
筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり
(関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、神経痛、五十肩、打撲、捻挫などの慢性期)、
運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え症、末梢循環障害、胃腸機能の低下
(胃がもたれる、腸にガスがたまるなど)、軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病)、軽い高コレステロール血症、
軽い喘息又は肺気腫、痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状(睡眠障害、うつ状態など)、
病後回復期、疲労回復、健康増進
②泉質別適応症
きりきず、末梢循環障害、冷え症、うつ状態、皮膚乾燥症
泉質
ナトリウム・カルシウム – 塩化物強塩温泉(高張性・弱アルカリ性・低温泉)